田坂京華園有限会社 updated 2021-03-09


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お庭に役立つお手入れと知識

お庭を上手に活用する。

皆さんのお庭のちょっとしたお手伝いに。

家の入り口に植える木々やお花。昔から色々な目的でお庭に植える木々が沢山ありました。観賞用に日本庭園として剪定するお庭、家でのちょっと落ち着いた空間演出にも緑がある自然のお庭。
しかし、お庭を剪定する上で、虫の知識、土の知識などお庭屋さんからちょっとしたマメ知識をお応えしています。

日本のお庭は一つの自然。

日本庭園の美



日本庭園の歴史は非常に古く、文献上で残っているものだけでも、ゆうに千有余年の歴史を持っています。では日本庭園の始まりはどのような形態だったのでしょうか。代表的なものとしては「環状列石」や「神池・神島」、「磐座・磐境」などがあります。何れも直接的には庭園の範疇ではないのですが、後の大陸からの文化の流入の際に、これらの形態が何らかの形で庭園に発達していった始まりではないかと思われています。

Q.一年中手間いらずで楽しめる庭木の種類を教えてください。

A.日当たりの良い場所ならば「サンゴ樹」などいかがですか?

 本州の関東より南、四国、九州、沖縄から台湾まで分布する常緑性の広葉樹で樹高7m~8mの小高木です。6月~7月に小さな白い花が円すい状に集まって咲き、その後だ円形の果実ができて秋に深紅色に熟します。熟した果実と濃い緑色の葉の取り合わせが美しく、この熟した果実を海のサンゴに見立ててサンゴジュという名前が付けられました。葉は濃緑色で表面は光沢があり、全縁もしくは上半分にゆるいぎざぎざが入ります。
 芽吹く力が強く耐火力が比較的強いので、鑑賞する樹木と言うよりも防災や目隠しとして(生垣に仕立てて)用いられることがいいです。また、一度根付いてしまうと非常に丈夫な樹木で、排気ガスや潮風にも耐えるので海岸沿いの風よけや公園など公共用の樹木しても広く利用されています。

Q.水をやっているのに突然葉が枯れてしまいました。

A.草木によって色々な環境が考えられます。

木の種類や花の種類などによって育つ環境が違い、私達はお庭の木々が起こす症状によって色々なアドバイスを行います。
葉に虫がついていたり、木につく害虫など樹木、お花によって虫も沢山の種類で対処が変わってきます。
日当たりや、土の水はけなどお気軽にお相談ください。

Q.お庭に水をやる時間帯はいつ頃が一番いいですか。

A.人と同じで、朝起きて活動開始、夜は寝ています。

明るくなった朝から日中が水を必要とする時間で、光合成をする為です。
夜間は萎れていなければ、不要で、根からは酸素を吸収している時間帯ですから
多すぎる水は植物には毒になります。
真夏のカンカン照りにやってる場合には、気温に注意しお水が地面にしみこんで行く際に、あまり暖まらない様に気をつける事も重要です。そんな暑い夏の季節には、お水をあげる時には、気温が上がりはじめる朝方が一番いいでしょうね。

Q.木に毛虫がよくついてしまいます。どのように消毒したらいいですか。

A.虫は夏にだけ発生する訳ではありません

木に毛虫がつくのは、夏場に多く見られる症状ですが、夏についている虫などは、卵などからかえったその前からのシーズンによる物がほとんどです。
木に定着してしまっていると、新芽が出なくなったり木の生長の妨げになる事も多々あります。
消毒にも木に悪影響が及ばないように気をつける必要性がありますので、木に虫などが発生したり対処が分からない時には、お気軽にご相談ください。

Q.枝が隣の家まで伸びてしまいました、幹の方から切っても大丈夫ですか。

A.木の種類によって切っても良い物や切ってはダメなもの様々にあります。

枝などを切る場合にはあまり気にする方はいませんが、幹の部分から切ったりする場合には、木によって最悪の場合には枯れてしまう事もあります。
昔からよく言われるのが、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という諺があります。これは桜は切るとそこから腐って枯れるから切らない方がいいよ、という教えです。また、梅は切らないと枝が伸びすぎて樹形が乱れ花が咲かなくなると言う教えです。梅は実もとるので、花が咲かないと困りますものね・・・


田坂京華園は、造園を通じ、皆様の暮らしの中に心の癒しと安らぎを創造する会社です。「和洋四季庭園」のご提案と皆様の生活シーンやライフサイクルで「お庭の機能」「お庭の活用」を考えより良い生活サイクルにお役に立ちたいと考えています。
お庭という心のゆとりと生活ニーズに合わせてお気軽にご相談ください。